クリスマスローズの鉢の選び方!大きさや種類 おススメの素材は何がいい?

クリスマスローズ植え替え前の苗 クリスマスローズの鉢・入れ物

クリスマスローズは比較的育てやすい植物ですが、あいにく日本の高温多湿の夏の暑さには弱いです。その点鉢植えだと、気温や気候に合わせて、夏場でも涼しい場所に移動できるので鉢での栽培は助かります。

クリスマスローズを購入した後や株分けをする場合、新しい鉢の用意が要りますが、鉢の大きさや素材についてまとめてみました。

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クリスマスローズの鉢の大きさ

クリスマスローズの開花株やポット苗を買ってきたら、二回りほど大きな深鉢に植え替えます。購入した苗は根がポットいっぱいに広がり絡み合ってることが多いので植え替える必要があります。

 
鉢のサイズは「号」で表されますので、4号鉢だと、6号鉢を、6号鉢だと8号鉢を用意します。1号は約3cmですから、それを目安に植え替え用の鉢をご用意ください。

 
また、植えっぱなしにして大きく育ちすぎたクリスマスローズも株分けという作業で、植え替えをしていきます。

いずれも、鉢中は根がギューギュー状態になっていて、余裕がないため生育にもよくありません。クリスマスローズは2~3年に1回くらいで植え替えをしてあげるとよいといわれています。

 
鉢から抜いたときに根がびっしりと回っている場合は、水に浸けるなどして根を完全にほぐしてから植えつけるようにしてください。

クリスマスローズの鉢の種類や素材

クリスマスローズの苗や株を買ったり、今ある株を植え替えする時、鉢の種類や大きさをどんなものにすればいいかと悩まれた経験はありませんか?

 
クリスマスローズは根が下に下にと伸びていく習性があるので、その習性から浅い鉢よりも深鉢(縦に長い鉢)が適しています。

 
クリスマスローズは楚々とした中にも存在感のある花。クリスマスローズの持ってる素朴な雰囲気を壊さず、引き立ててくれるような、アンティークな風合いをもたせた素焼きの植木鉢などがよく似合うようです。

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テラコッタ鉢

主にヨーロッパの国々で作られ焼かれた鉢で、イタリア語で「焼いた」(cotta) 「土」(terra)を合成した言葉です。形状は様々で、色は茶色や灰白色で鉢の表面には飾りの文様が付けられているのが多く、ドイツ製は比較的文様を入れている物が少なくシンプル。

 
テラコッタの鉢などで鉢の胴がふくれた物がありますが、クリスマスローズなどのように数年間に渡って育成する植物は、植え替え時に根を大きく切らなければならないので避けた方がよいそうです。
 
大きく育てたクリスマスローズをウェルカムフラワーとしてクラシカルに豪華に植え込むにはたいへん似合う鉢といえます。


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陶器鉢

テラコッタが素焼きなのに対して、陶器の植木鉢は釉薬(うわぐすり、ゆうやく)がかかっているのが特徴です。陶器を焼く時に釉薬を塗って表面をコーティングしますので、テラコッタよりも耐水性により優れています。

 
屋外に置いても倒れることもなく、いい耐水性と同時に、植える植物に対しても保水性や排水性・通気性がいいことが長所ですが、釉薬がかかっているため、素焼き鉢よりも通気性・透水性が劣るので、水はけのよい土を使うなどして調整します。


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駄温鉢

粘土を型に取り高温で焼き締めた鉢で鉢の上部の首周囲に上薬がかけられているのが特徴。古くから多くの園芸家に使われてきていて愛知県の常滑などがが主産地です。

 
鉢外底面に隙間を作ってあり、テラコッタなどと比較すると鉢底部の穴が大きく通気性に富んでいて根腐れが心配のクリスマスローズに都合がよく、高温多湿の夏の日本でクリスマスローズを栽培するには最も適している鉢です。


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スリット鉢

スリットポットはプラスチックでできているため安価で軽いのが魅力です。鉢花生産者用に作られた鉢で、鉢の底近く側面に縦スリットがはいっています。

 
非常に土が乾きやすいため土の配合には注意をしなければいけません。一般に5~6号以下のポットでは土の乾燥が大きいため水の管理には注意が必要です。また、プラスチックの鉢は軽くて便利なのですが、屋外だと劣化が早かったり、強い風で倒れたりします。


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なお、大きな鉢に植え替えるのが厳しい場合は、古い鉢と同じ大きさの鉢か、そのまま古い鉢に植え替えることも可能ですが、その時は株分けをしてください。

大きな鉢にたっぷりの土を入れると凄い重さになります。鉢植えは移動させるものですから、移動させる時のことを考え、鉢を大きくしたくない場合は、株分けをしてから、植え替えれば、今の鉢の大きさのままで植え替えが出来ます。

まとめ

クリスマスローズは花が咲くまでに3年はかかるといわれています。苗や開花株を購入後は二回り大きな鉢に植え替えるようにします。その後も株の状態に合わせて株分けをしてあげたりする作業がいりますが、2~3年に1回ほどの植え替えできれいなクリスマスローズを鑑賞できるようですね^^クリスマスローズの植え替えにはホームセンターなどで「クリスマスローズの土」が売られていますからそちらを使うと簡単です。クリスマスローズにおすすめの鉢は深鉢がおすすめ。植える時はあんまり深く植え付けず「浅めに」がポイントです。

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