クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草。毒にも薬にもなる美しい花です。
冬から早春に開花し、花の少ない季節と花名のロマンチックさ、花姿の可憐さも相まって人気の高い花として知られています。
クリスマスローズの花言葉や由来と誕生花、プレゼントとしてもピッタリな訳などについて書いています。
クリスマスローズ花言葉・誕生花
花言葉
「私の不安をやわらげて」
「慰め」
「中傷」
誕生花
2月5日 2月13日 2月16日 3月6日 3月15日 4月30日 6月15日 11月14日 11月16日 12月13日 12月19日 12月20日 12月24日 12月26日
赤の誕生花:12月26日
淡緑の誕生花:3月6日
春咲きの誕生花:2月5日
花言葉の由来
古代ヨーロッパでは、クリスマスローズの香りが病人から悪臭を除くと信じられ、ギリシアでは狂人を正気に戻すと考えられていました。
また、イギリスのエリザベス時代(16~17世紀)には憂うつを追い払うのに使われていたといいます。
クリスマスローズの花の香りが、心を落ち着かせるとして薬草としても用いられており、花言葉の「私の不安をやわらげて」「慰め」はこれにちなむようです。
「中傷」は、クリスマスローズの根には毒があり、かつて樹液の毒を狩猟に用いたことから、ギリシャ語の「殺す(helein)」と「食べ物(bora)」に由来するHelleborus(ヘレボラス)という属名があることに由来します。
クリスマスローズの伝説
イエス・キリスト(紀元前4年頃~紀元後28年頃)が生誕したとき、マデロンという少女が羊飼いたちと一緒に祝福に訪れました。
少女は贈り物に囲まれた赤ん坊のキリストを見て、貧しい自分には何も贈るものがないと泣いてしまいます。
その姿を見た天使は不憫に思い、雪の下に咲いてるクリスマスローズを示し、この花を捧げなさいと伝えます。
マデロンはそれを摘んで聖母マリアに捧げたと伝えられています。
クリスマスローズを贈ろう~
クリスマスローズは、その名の通りクリスマスのプレゼントや12月生まれの方への誕生日プレゼントとして喜ばれます。
またクリスマスローズは「合格の花」とも言われているのをご存知ですか?
クリスマスローズは花が咲き終わってもガクが落ちないため、(落ちない=縁起がいい)と喜ばれるためギフトとしても人気が高いんです。
確かにガクが落ちないので、いつまでも花が咲いてるように見えますよね。まるで、オー・ヘンリーの短編小説「最後の一葉(さいごのいちよう)」みたいに。
なので[合格の花」とも呼ばれ受験生に贈られる方も多いようです。
また、花言葉の「私の不安をやわらげて」「慰め」は、受験生の不安定な心を解放してくれるのではないでしょうか。
カードに由来や花言葉などを、ひとこと添えてプレゼントするとおしゃれですね。
クリスマスローズは耐寒性、耐夏性にすぐれ、冬のギフトとして頂いた際も、気温の低い室内などで長期鑑賞できて、花後は庭に植え替えると毎年楽しめるという管理のしやすさも、贈り物として人気の要因みたいです。
まとめ
クリスマスローズの花言葉は、「私の不安をやわらげて」「慰め」「中傷」で、誕生花も花色で変わります。
花言葉の由来は、クリスマスローズの花の香りが、心を落ち着かせるとして薬草としても用いられており、花言葉の「私の不安をやわらげて」「慰め」はこれにちなむようです。
クリスマスのプレゼントや12月生まれの方への誕生日プレゼントや、クリスマスの特徴である花がガクということから、いつまでも落ちないため合格の花ともいわれ、受験生の方へのプレゼントとしても人気のようですね。
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