クリスマスローズというのは俗称で、学名ではヘレボルスという名前です。
冬を代表する花として、ガーデニングや花束などで人気です。
クリスマスローズの苗は、1月中旬頃になると園芸店やホームセンターなどで開花株がズラリと並び始めます。
その他、大手種苗会社や専門ナーセリーの通信販売、ネットショップなどでも手に入れることができますが、できるなら立派なクリスマスローズの花株を手に入れたいものです。
どのような株を選べばいいのか悩んだり、新たに好みの苗をワクワクとお探しの方もいるでしょう。
ここでは株の選び方のポイントについて紹介します。
良い株の選び方
株の種類は2種類あります。
【未開花株】
まだ花が付いていないポット株の未開花株は、10月頃から市場に出回ります。株の充実度にもよりますが、多くは次の年に咲き、値段も手ごろです。
【開花株】
既に花が咲いてるポット株は、12月下旬~3月下旬頃に店頭に並びます。5弁が、色や形ともにバランスよく均等に揃っているものを選びます。
いずれも芽や葉の数は少なくても、茎がしっかりしていて葉が大きいもの、花や葉に変色や縮れがないものを選ぶようにします。
花茎がしっかり立って、株基に黒いへこみや筋がなく、花や茎・葉に病気の跡のない健康な株を選ぶと間違いないと思います。
また、鉢土は植物のお家のようなものなので、粗悪な用土で育てられた植物は病気にかかりやすくなります。
ピートモスが多く含まれている用土で植え込まれているクリスマスローズは、あまり良くないので、避けるようにしたほうがいいですね。
初心者におすすめのクリスマスローズ
初心者なら、信頼あるショップで育てやすいガーデンハイブリッドの開花株からスタートするといいです。
開花株は、園芸店やホームセンター、大手種苗会社や専門ナーセリーの通信販売、ネットショップなどで購入することができます。
ネット販売では信頼と実績のあるナーセリーで求められることをお勧めします。
いずれも、店員がきちんと消費者のニーズに答えてくれるような、店員教育が行われているショップから購入されると安心ですね。
大きな鉢に植え替える
開花株や未開花株を買って来たら、二回りほどの大きな鉢に植え替えます。
購入した苗では、根がポットいっぱいに広がり絡み合っていることが多いので、根を十分にほぐしてから、水はけの良い土で鉢増しするのがポイント。
なお、クリスマスローズは根が下方に張る特徴があるので、深い鉢がおすすめです。
その後の管理
クリスマスローズの苗を買って、二回り大きな鉢に植え替えしたら、春先に新芽が立ち上がるまでの期間は、日当りの良い場所で管理します。
水やりは表土の表面が乾いたら暖かい日の午前中に、たっぷり与えるのが基本です。
肥料の追肥として、暖効性の置き肥を2ヶ月に1回程度、リン酸分の多い液肥を月に2~3回の割合で与え、6月以降の半休眠期まで肥料成分を残さないことがポイントです。
まとめ
クリスマスローズの苗を手に入れる場合は、初心者にはガーデンハイブリッドの開花株をお勧めします。花や葉に黒いシミや縮れなどの病気がないことを確かめ、花柄や葉柄がしっかりしていることを確認するのがポイント。
苗を購入したら、二回りほど大きな鉢に植え替えし、新芽が立ち上がるまでの期間は、日当りの良い場所で管理します。
表土の表面が乾いたらたっぷり水やりをし、置き肥や液肥の追肥を行います。
クリスマスローズは信頼のあるショップやナーセリーから購入されると安心ですね。
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