クリスマスローズの花が咲かない6つの原因

クリスマスローズの花が咲かない クリスマスローズ12ヶ月栽培ナビ

クリスマスローズの花が、長い間咲かなかったり、今まで元気に咲いてた花が咲かなくなったりすると、
栽培方法が間違っていたのかと心配になってくるかと思います。

スポンサードリンク

クリスマスローズは初心者でも育てやすい花といわれ、ある程度ほったらかしでも咲いてくれる花という印象ですが
栽培の途中で花が咲かないというトラブルが発生したら、その原因を探って解決していくと元気になってくれます。

クリスマスローズの花が咲かない6つの原因

葉が多すぎる

葉が多く茂るのに、花が咲かない場合があります。

幼苗のころから葉がたくさん茂っていた株葉、
貧弱な芽を持つものが多く、花が咲きにくい傾向にあるようです。

葉数が多いと栄養が葉のほうへいってしまうため、あまり葉が多いと栄養が花までいきわたりません。

葉は4~5枚くらいあれば大丈夫といわれています。

ガーデンハイブリットなどの苗を購入するときには、
葉の数が極端に多い苗よりも葉の数が少なくても大きな葉の苗を選ぶようにします。

根詰まり

鉢植えの場合は、根詰まりを起こしている可能性が高いです。
きちんと植え替えをすると、また開花が見られるようになります。

また、クリスマスローズの植え替えは根鉢を崩して行います。
この時に根鉢を崩さないと、根詰まりの原因になるので気を付けるように。

4年以上たった大株で急に花付きが悪くなったら定期的に追肥をして、
適度な株分けをすることで、また開花が見られるようになります。

株分けは少なくても3芽以上は残して株分けしてください。

肥料不足

庭植えのクリスマスローズが咲かない原因として、肥料切れの可能性もあげられます。

これは、忌地現象と呼ばれるもので、同じ場所で同じ種類の植物を育てていると、
その植物が好む養分や必要な栄養素をすべて吸い尽くしてしまったときにおこる現象です。

苗が若い3号ポットである

種をまいて1年経った未開花の2年生苗(3号ポットで直径約9cm)は10月頃から市場に出回りますが、
通常は開花するためには、一年以上が必要です。

また開花予定株が販売されていることもあります。

これは翌シーズンに100%咲くというわけではありません。

地植えなどにすると、根や葉の成長に時間がかかり、
なかなか花を咲かせないこともあります。

3~5年で開花ということもありますので、ある年、突然開花するということもあります。

開花に備えて大切に栽培しましょう。

暑さや乾燥の管理が不十分

クリスマスローズは寒さには強いですが、夏の暑さや乾燥に弱い植物です。

春先から夏場にかけて根腐れや日焼けなどにより根をひどく傷めたり
冬に部屋に取り込んだ場合、暖房の温風が当たり株が弱ってしまった場合も花付きが悪くなります。

また温室などに入れっぱなしにして、寒さを体感させなかった場合なども原因になります。

葉の色が黄色くなっている場合は根腐れが考えられます。

黒く腐った根を取り除き新しい用土で植え替え、植え替え後はしばらくは風の当たらない半日陰の場所で養生させてあげます。

タネの取りすぎや交雑のやりすぎ

クリスマスローズは通常2年で花が咲き始めるのですが、タネを取りすぎたりして株を弱らせると、翌年の花付きがわるいことがあります。

種を作るのには養分をたくさん使います。

初花の頃だと株自体に十分な体力がないので
初めて咲く花からは種子の採取は極力避けるようにします。

種子の採取は開花2年目からにしましょう。

また最初の花はその個体の十分な個性が花に表れていませんので、交雑も避けた方が無難といわれています。

まとめ

クリスマスローズは管理をしっかりやれば、ずっと咲き続けてくれる植物です。

順調に咲いてたクリスマスローズが急に花付きがわるくなったり、購入したクリスマスローズが花が咲かないと心配になります。

4~5年育ててみて花が咲かない無い場合は、葉が多く出ている苗だったり、小さな苗を購入後すぐに地植えなどをした場合が考えられます。

その他、栄養不足や夏の日照りでの水分不足や、水のやりすぎや株分けしなかったための根腐れや根詰まりも原因になるようです。

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました